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2014年 01月 26日

デリケートクリームとアニリンカーフクリームの違いについて

磨きオヤジTでございます。

昨日休みだったのですが、日が長くなっていることに気付きました。

それに気付かなかったのはここ2,3週間夕景に気をやることが無か
ったからだとは思いますが、確実に季節は進んでいますね。

まあでも寒さはまだまだ本番中ですが。

さてさて勝手に名付けた違いシリーズ第二弾。

M.モゥブレイの定番クリーム
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この二つのクリームの違いについてご質問いただくことが大変多いです。

結論から先に申しますと、中身は全くの別物です。

まずはアニリンカーフクリーム

容器の底面に品質表示があります。
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成分のところで、ロウとあります。

ロウと言えば一般的な乳化性クリームに含まれる艶出し成分ですね。

では一般的な乳化性クリームとなにが違うのか?
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見た目には一般的な乳化性クリームのニュートラルタイプと同じに見えますね。

そのヒントは商品名にあります。

アニリンカーフクリームの”アニリン”はアニリン染めの皮革の事を指します。

水性染料のアニリン染めで仕上げらた皮革製品はシミになりやすいデメリット
があり、お手入れ用品選びも慎重さが必要になります。

また、アニリンカーフクリームの”カーフ”は牛革のなかでも、生後6か月までの
仔牛の皮革を指し、こちらもデリケートな素材です。

このアニリンやカーフなデリケートな素材にも安心して使えるクリームという意味で、
一般的な乳化性クリームよりもさらに皮革に優しい仕上げになっています。

そしてもう一つのデリケートクリームはというと・・・
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さきほどのアニリンカーフクリームと成分が全く違うのです。

ラノリンという成分。

羊毛から採れるワックス分の一種で、皮革への浸透性が高い成分です。

一部のハンドクリームや軟膏の基剤としても用いられることがあり、
皮革に馴染みやすいものです。

クリームそのものの見た目も
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とろみがあるものの非常にやわらかい状態です。

画像は容器を傾けて撮影したものですが、容器の縁から零れそうに
なっています。

艶出し剤としてのロウ分をほとんど含んでおりませんので、栄養、
潤い、柔軟を目的としたクリームです。

このクリームを塗って数分もすれば表面にはほとんど残らず皮革に
染み込んでしまいます。

デリケートクリームを塗り込むことで皮革繊維の緊張を和らげしなやか
で強い状態にすることができます。

ちなみにアニリンカーフクリームとデリケートクリームの併用はできますよ。

先にデリケートクリームを塗り込んでからアニリンカーフクリームで仕上げて下さいね。



















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by osakamituise-care | 2014-01-26 17:11


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