
最近まで京都で勤務していた私にとってツボの詰まった
森見登美彦さんの「有頂天家族」という小説を再読中です。
この小説、京都は下賀茂神社糺の森に住む狸たちを主人公
にして、物語が展開していくのですが・・・
何せ狸たちなのでいろんなものに化けてしまいます。
叡山電車に化けて京の市中を疾走するに至っては日常の
京都を知っているだけに面白さ爆発です。
登場狸たちのアホな行動に笑ってしまうのですが、家族の
話になっていてホロッとくる場面もあり、笑いだけではない
面白さがあり好きな一冊です。
本や音楽など、時を経て読んだり聴いたりすることで改めて
いろんなものに気づいたり以前とは違う感動があったりで、
ほんとにいいものだなっと思います。
下駄箱の隅に眠っている靴にも手入れをして再び光を
当ててあげたいなと思ったりもしています。
ケアとはあまり関係のない話題でした。
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