高野山の精進料理

最近、店頭にて「ブログを読んでるよ」とお客様に声を掛けて
いただける機会多くなりました。
拙い文章で読み辛いブログを、いつもご覧いただいている皆様、
本当にありがとうございます。


先日、高野山の宿坊に泊まった記事をアップさせていただき
ましたが、料理の画像をほとんど載せていなかったので改めて
記事にします。

さて本題の精進料理ですが、五味五法五色という定式に則って
調理されているそうです。

五味・・・辛、酸、甘、苦、塩
五法・・・生、煮る、焼く、揚げる、蒸す
五色・・・青、黄、赤、白、黒


今回利用した一乗院さんの宿泊プランの朝夕食は部屋食でした。

夕食のお膳が部屋に運ばれてきました。

高く積まれたお膳に期待が高まります。

平置きにすると朱塗りのお膳が三の膳まであります。

高野山といえばこの胡麻豆腐ですね。
胡麻の風味と葛の食感がたまりません。

香りのよい白ご飯は、画像右側にあるシメジの和え物と
混ぜてシメジごはんにするという趣向でした。

揚げ物は、マコモタケと銀杏の天ぷらだったのですが、
揚げたてで供されたので、写真を撮る前に思わず一口食
べてしまいました。

沢山の種類があるお膳だったのですが、それぞれに全く
異なったお味で、しかもすべてが美味しく驚きの連続でした。

朝、６時からのお勤めの後の食事ももちろん精進料理です。



精進とは努力して進めとの意だそうです。
何にでもあてはまる言葉ですね。

あらゆることに精進しなくてはいけないなと思うこのごろです。













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