今朝のツイッターでつぶやいたことなのですが、
最近読んでいる上下巻の本があります。
書店の同じブックカバーがついていて、上下ともに
鞄の中に入れているのですが、なぜか取り出す
のは読みかけの上巻ではなく、いつも下巻を取
り出してしまいます。
2分の1の確率のはずなのに・・・・・・・
ちなみに・・・・・
鞄からいつも下巻を取り出してしまうのは、
伊坂幸太郎さんの「モダンタイムス」です。
まだ上巻を読み始めたところなんですが、
物語世界にハマってしまってます。
シューケア用品にも似て非なるものがありまして、
中でもブラシは分り難いですね。
このブログでもよくご紹介させていただく、
平野ブラシです。
画像向かって左が馬毛です
右側のブラシが豚毛で黒と白に色分けされています。
持ち手の部分も同じで毛質の違いも分り難いし・・・・・
本の上下巻に似てると思うのですが、装丁はほぼ同じ
でも内容は違います。
馬毛のブラシは、ケアの手順では上巻にあたる部分、
最初に使うブラシです。
ほこりを掃い靴に着いた汚れを取り除く為に使います。
等間隔に整然と植毛されているのですが、毛量が多く
靴との接地面では(毛先面)密生と言ってよいくらい
で、上から見ると根本が見えない状態です。
毛質も大変柔かいのが特徴です。
そして豚毛のブラシは下巻で磨き込みに使います。
等間隔で整然と植毛されているのは馬毛の物と変わ
りがありませんが、豚毛は毛量が少なめで上から
見ると根本を確認することが出来ます。
毛質も張りが強くしっかりしています。
磨き込みの際に皮革の表面としっかり摩擦することで、
靴クリームに含まれるロウ分の伸びながら浸透を促し
良い艶感を得ることが出来ます。
見分けのポイントとしては、毛が密生して柔かいのが
馬毛で、植毛の間隔が見えてしっかり反発する毛質の
ものが豚毛です。
ちなみに平野ブラシの場合、持ち手面のブランドサイン
の色でも見分けることが出来ます。
上の画像、金文字が馬毛です。
下の画像、銀文字が豚毛です。
平野ブラシ
馬毛 税込価格4410円
豚毛(黒・白) 税込価格4200円
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