シューケアの基本、乳化性クリームについて

磨きオヤジＴでございます。

本を読むのが好きで、書店の匂いが好きなのですが、あいにく
通勤路上に書店がないのです。

工房のある大阪駅周辺は大型書店が多いですよね、でも彼我の
営業時間が似たようなものなのでなかなか行けないです。

それはさておき、

工房に立っていますとお客様から、自宅や職場に近いところに
シューケアの相談ができる場所があれば良いのにと、仰って
頂くことがあります。

ほんとに嬉しいお言葉です。

でも同時にご不便をお掛けして申し訳ありません。

リアルな接客には遠く及びませんが、当ブログで出来るだけ
シューケア用品の扱い方法をご紹介していきたいと思います。

さて、靴に栄養を与えるという表現をよく聞きませんか？

または、靴にクリームを塗ると状態が良くなるイメージがありませんか？

靴のコンディションを整えるクリームが乳化性の靴クリームなのです。

Ｍ．モゥブレイ・シュークリームジャー　税込価格８４０円
Ｍ．モゥブレイ・クリームナチュラーレ　税込価格２１００円
ウォーリー・シュークリームビン　税込価格８４０円
ウォーリー・ファッションレザークリーム　税込価格１０５０円

当工房でお取り扱いしている乳化性の靴クリームです。

少しづつレシピは異なりますが、主な成分は次の三つです。

ロウ
油脂
水

この三つの成分のうち、水と油脂が分離しないように乳化させているので
乳化性のクリームと呼ばれます。

製品の見分け方はとても簡単です。

裏を見て成分表示の項目に種類という項目を見付けて下さい。

その項目に乳化性と表示されていましたら間違いがありません。

皮革にとっての栄養成分がこの水と油脂なのです。

この二つが皮革に浸透することで、乾燥を防ぎ、しなやかで強い状態に
保ってくれます。

もちろんロウが入ってますので必要にして十分なツヤは得られますよ。


いかがですか、このクリームを塗ると皮革が潤ってくれそうですよね。

折角の水と油脂なので余すことなく有効な成分を靴に行き渡らせたいと
思います。

ですので、乳化性クリームを塗る時には、ペネトレイトブラシ（税込価格４２０円）で
塗ることをおススメします。

布で乳化性クリームを塗ると、布が、水、油脂、を吸収してしまいもったいない
のです。

上の画像位の分量が片足分ですね。

おおよそ米粒大にして３粒分くらいです。

牛革などの一般的なツヤ革にはぜひ乳化性クリームをお使い下さい。


※エナメル・爬虫類・ヌメ革など乳化性クリームが使用できない皮革もありますのでご注意ください















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☆Ｒ＆Ｄ初のフラッグショップ☆
Shoe Care & Shoe Order Room FANS.
http://fans.exblog.jp/
■店舗情報
住　所　：東京都港区南青山５－１－２　青山エリービル２F
　　　　　カルツェリアホソノ　ＡＮＮＥＸ　ＲＯＯＭ
ＴＥＬ　：０３－６４５０－５１２６
営業時間：１１：００～２０：００
　　　　　　　※日曜日は１９時閉店になります。
定休日　：火曜日
アクセス：【東京メトロ】銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」
　　　　　Ａ－４出口の向かい側、赤レンガのビル（花屋さんの２階です）



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