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2015年 01月 10日

雪のあとに白いもの

どうもこんにちは、大吟嬢です(*゚▽゚)ノ
お家に日本酒が溜まっていっています。
最近飲む時間が全くなくて…
だんだん日本酒がまろやかになってゆく~~~(>_<)わ~~~~



さてさて!
年の初めには降りましたねえ~~大雪!
京都の家に帰っていたのですが、急に吹雪いてきてびっくりしましたよね。

「雪でびしゃびしゃになってしまって、
 そのあと「なんだか白くなってしまった」だけど…」

なんてことでお悩みでは!?


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こんな感じで…
見えづらいのですが、アッパーの、コバ近くに白いものが…
そして下の画像は水が波打っているような形で白くなっています!



これを塩浮きと呼びます。



塩浮きは「革の中にたまっていた汗などの老廃物が外に出てきてしまった」現象です!
へ~、老廃物が溜まっていたのかあ~頑張って歩いたからなあ~って、軽~く考えてください(*゚▽゚)
塩浮きであれば、それを取り除くことはほぼ可能です!
(※ただし状態によります)


では、どう取り除けばよいのでしょうか!?
…洗ってしまいましょう!

このブログではもうおなじみですよね~
革靴のクリーニングです!


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まずはステインリムーバーでもともとついている靴のクリームを落としていきます
リムーバークロスを指に巻き付け、少量のステインリムーバーを取り靴全体を拭きます。
もともとついている靴クリームが水を弾くため、取る必要があるのです。




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するとこんな感じに!かなりとれてます!




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その後はいよいよ水を使用して洗っていきます!

まずクリーニングスポンジにたっぷり水を含ませます。

よく聞かれること
普通のスポンジではダメなのですか?
このクリーニングスポンジの成分は植物繊維でできており、弾力性があり尚且つ水を非常によく含みます。
普通のスポンジは水を含みますが水はけもよく、お皿などの汚れを落とすためにナイロン素材で表面が荒く作られています。
そのため、革に水をしっかり行き渡らせにくく、革の表面を荒らしてしまう恐れがあります。
ですので、クリーニング専用のスポンジが必須なのです!




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水をギューーーッと革に押し込んでいきます




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全体に押し込めたら、
次はいよいよ「サドルソープ」という皮革専用の石鹸で洗っていきます
サドルソープをクリーニングブラシで泡立てます。

よく聞かれること
クリーニングブラシではなくて歯ブラシでもいい?
歯ブラシ、使えます。
ただし、クリーニングブラシのように柔らかいブラシではないため革の表面を荒らす可能性があります。
革が荒れると色が抜けてしまう可能性もありますので、柔らかいブラシで作業するのがお勧めです!




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靴全体を泡で洗っていき~~~




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靴の泡をクリーニングスポンジで拭き取っていきます。
実はサドルソープには「保革成分」という、革の乾燥を防ぐ成分が入っています。
なので、全部洗い流さず、少しぬめるくらいで乾かすのがベストなのです!
ということで、水で洗い流さずにスポンジで全体を拭き取っていきます。

石鹸が入り込み固まると黄色く残る恐れがありますので、コバとアッパーの境目は水で洗い流してくださいね!



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そしてタオルドライしてからこのように立てかけて乾かしてあげてください
今なら恐らく一日二日で乾くので、乾いたらケアをしてあげてくださいね!

これで靴の中の老廃物は除去できているはず!
もし万が一、まだ塩浮きがある場合はもう一度同じように洗ってあげてくださいね!
ちなみに、リムーバーはもうかかっているのでリムーバーをかける必要はありません(*'▽')


それでは本日はこれで!
大吟嬢でした~\(^▽^)/
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by osakamituise-care | 2015-01-10 20:14 | 皮革製品お手入れ


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