シューケア靴磨き工房 ルクアイーレ イセタンメンズスタイル <紳士靴・婦人靴のケア&修理>

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2016年 02月 03日

表面のボコボコは「水」で治す!?

どうもこんにちは、大吟嬢です(*゚▽゚)ノ
今日は節分!
もう長い間豆まきしてないような気がします。
せめて恵方巻を買って帰ろうかな?('-'*)


さてさて!
最近は晴れが多かったですが…
雨が降っている、雪が降っている場所に革靴を履いていって、
靴に銀浮きができてしまった!
という方はいらっしゃいませんか?
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この、小指あたりにボコボコっと隆起があるのが銀浮き。
革が水に濡れる事によって、革の一番上の「銀面」がボコッと隆起してしまう状態です。
これは実は…で治る可能性があるんです♪


というわけで今回はクリーニングのご説明です☆
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先ず始めに靴紐を全て取っておきます。
水が入ってカビが生えたり、泡が付着して汚れたりするのを防ぐためです。
靴紐が傷んでいたら、交換してあげるのもありですね!('-'*)



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その後に馬毛のブラシでホコリを落とし、
ステインリムーバーでもともとついていたクリームを取っていきます。
これは、元々ついているクリームのツヤ出し成分である「ロウ成分」を除去し、
靴に水が入りやすい状態を作ってあげるためです。

リムーバーをしないとなかなかうまく水が入らないことがあるので注意して下さいね!
クリーニング前なので「このあと濡らすしいいよね!」と
沢山リムーバーを使う癖があります(>_<)笑


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ちなみにこんな感じでつま先が光っていたりすると、確実に水が入りません。



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ソイヤッ!
とツヤを落としてからにしましょう~~!


クリーニングで用意するものは…
・水の入ったバケツ
・シューキーパー
・クリーニング用のスポンジ
・クリーニング用のブラシ
・クリーニング用の石鹸
・拭き上げ用のタオル
・水が入りにくくても負けない気持ち
です!




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今回使うのはこちら!


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まずはクリーニングスポンジに水を含ませ、
革にジャバジャバ水を入れていきます。
(※靴の中はカビの発生や中敷きの収縮が起こる可能性がある為、洗いません。)


黒だと分かり難いのですが…

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茶色だと分かりやすいですね!
この、色が変わっているところが水が入っているところ。
色が明るいところが水が入っていないところです。


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水がはいっているほうと入っていないほう。
しっかり全体に水を含ませなければ、
水が入っている部分と入っていない部分の境目に
銀浮き・水染みが出来る可能性が有ります。
しっかり水を入れて下さいね!





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銀浮きが収まっていない場合はしっかり水を入れ、しっかり押し込んでください。



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水が入ったら、クリーニングブラシを使い、泡で洗うというイメージを持ちつつ優しく洗います。




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その後泡をクリーニングスポンジで拭っていきます。
すべて流すと、サドルソープに含まれている保革成分まで流れてしまうので、
若干ぬめりが残る程度にして泡のみを拭き取ります



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その後タオルドライして立てかけて乾燥させます。


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結構おさまってます。
一度洗って銀浮きが綺麗にならない場合は、2,3回洗って頑張って押し込むかんじになります。

もし銀浮きに困っている!と言う方は、
是非一度クリーニングしてみてくださいね!

また、当工房ではクリーニングの作業も承っております。
上記の流れでしっかりクリーニングをさせていただきますので、
お時間の無い方はぜひご利用くださいねヽ(*^^*)ノ

※ちなみに…クリーニングは革の表面を綺麗にするのではなく、革の中を綺麗にする作業です。
 銀浮きを直す、や、雨染みをどうにかする!とは言っていますが基本的にはそれはオプション的なもので、
 「きれいになればいいなあ」くらいに思っているのがベストかと思われます。
 あくまで「革靴をながく履く為の工程」みたいなかんじです!(*'▽')

というわけで本日はこれで!
大吟嬢でした~~~\(^▽^)/
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by osakamituise-care | 2016-02-03 12:00 | 皮革製品お手入れ


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