こんにちは。
アールアンドデー大阪支店営業部の鷹觜です。
少し蒸し暑かった昨日から一転して、今日は、涼しい朝でした。
さて、本題のエナメルケアですが、最初に、お手入れのビフォー
アフターをご覧いただきたいと思います。
反射の強い素材なので、少しわかりづらいですが、
ケア前のつま先サイドに、少し切れ上がった直線的な
傷のようなものが、みえると思います。
ちょっと角度を変えた、単独の画像もアップします。
エナメル素材で、良く見受けられる、この線傷ようなものですが、
実は、傷ではない場合も多いのです。
今回は、主に2品のケア用品を使い、線傷に見えるものを消す
作業を行いました。
M.モゥブレィプレステージ・ステインクレンジングウオーター
100ml 本体価格1000円+税
M.モゥブレィ・ラックパテント1000円+税
このケア用品に、馬毛ブラシ、リムーバークロス、ポリッシング
コットンなどを使用します。
まずは、馬毛のブラシで、ほこり掃いをします。
続いて、リムーバークロスを指に巻き付け、2~3滴の
ステインクレンジングウオーターを付けます。
そして、今回の作業のポイントです。
リムバークロスの指先で汚れ落としをしていくのですが、
傷と思われる部分に、少しだけ力を加えて、爪でひっかく
ようなイメージで作業します。
すると、不思議なことに、傷がなくってしまったかの
ようです。
この作業で、落ちるのは、傷じゃなかったケースが大半です。
主な原因は、歩行時に、傷とは反対側のヒール(ゴム)がこすれ
てしまうことにあります。
画像の靴ですと、右足ですので、左足のヒール(ゴム)が歩行時に
こすれているということです。
こびりついてしまったゴムを、傷をつけない程度の力加減で、落とす
とキレイになることも多いのです。
汚れが落とせたら、ポリッシングコットンに巻き替えた指先に、
少量のラックパテントを付けて磨きます。
仕上がりです。
エナメルの傷に悩まされているようでしたら、一度、
お試しになってみてください。
案外にゴムなどのこびりつき汚れだった、ということも
あるかもしれません。
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